極私的トップニュースを解説付きで!
<第1位>
ITが世界の経済を牽引する時代になっていることは間違いありません。成長期待の大きいところに資金は集まるのが資本主義の道理です。コミュニケーションのプラットホーム事業者が、グローバル経済の覇者になるのだとしたら、そのレースに参加できている数少ない日本企業として、楽天には期待したいです。日本人として、期待すべき存在ですね。
メッセージアプリサービスとしてのViberを今のタイミングで、1000億円近くで買うことが適切かどうかは、浅学の私には判断できませんけれど、グローバルな競争に挑戦する姿勢は評価したいですね。
<第2位>
そして、ソフトバンクも、グローバル競争に挑戦する日本企業ですね。今回も21世紀
の最大の消費市場である中国に果敢に挑んでいるというニュースだと受け止めています。
中国の市場ルールは稚拙ですし、レベルの低いビジネスモデルも散見されますが、米国
発のグローバル企業であるアップル社やグーグル社に正面から異議申し立てをする姿勢は、
日本も見習うべき側面があると思います。
これからの日本の強みは、「欧米ルールを上手に採り入れた最初のアジアの国」である
ことだと、私は思っています。尖閣問題などで反日を唱える中国に対して、日本人として
は反発も感じますけれど、これからの日本は「中国と折り合いを付けること」が、国際競
争社会を生き残るための必須条件です。
<第3位>
Squareは素晴らしいビジョンを持ったサービスだと思いますが、電子決済の分野を米国
企業に牛耳られないように日本企業も頑張って欲しいです。
ユーザー利便性の向上が、インターネット時代の最大の正義なのですが、いくつかバイ
タル(決定的な)サービスにおいて、日本人が影響力を行使できない会社が勝者になって、
他の選択肢が無くなるのは嫌だなと思います。
<第4位>
豪華な組合せですね。LINEの急速な伸張でもわかるように、プラットホームの勝利者は、
いつどこから現れて、それまでの主役を追い落とすかわかりません。インターネットビジネ
スの草創期から活躍する2人のタッグで、どんなサービスが出てくるのか、注目したいです。
<第5位>
「反則だなー」と思うやり方ですし、日本には当てはまらない方法論だと思いますが、
ユーザー行動が可視化される時代に、有効ですね。
コンテンツプロデューサーとしては、こういうやり方もあり得るのだという前提を持って
仕事をしなくてはいけない時代である事は間違いありません。
<圏外>
法廷闘争は空疎なこと多いですが、ジョークが混じると、面白いですね。日本企業にも、
こういうユーモアと余裕が欲しいと思いました。
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