2013年7月11日木曜日

『プロ直伝!職業作曲家への道』執筆伝

 僕にとっては3冊目となる書籍が明日、出版される。過去2作は共著で、責任は等分だったけれど、今回は監修者として全部を引き受けているので、これまでよりも背筋が伸びる感じ。
 実際の作業は、リットーミュージックの担当編集者、山口一光さんが、ハイレベルで進めてくれたので、とてもスムーズだった。日々の仕事に追われている中で、原稿を書いたり、書籍を監修する作業は、結構、大変なのだけれど、BUGのアシスタントの適切なフォローと優秀な編集者のお陰で、ストレス無く、納得のいくクオリティになっていった。足を向けて眠れないな。感謝。
 この本では、僕以外に11人の方に協力をしてもらっている。みなさん、忙しい中で、趣旨を理解して、協力してくださって、本当にありがたかった。
 個々のコーナーやお一人ずつへの感想は、本書の各章で書いたので、ここでは繰り返さないけれど、人と人との繋がりを感じて、幸せな気持で作業させてもらった。

 アーティストと対になる概念の象徴として、「職業作曲家」という言葉を使っているけれど、多くの部分は、プロの音楽家全般に有益な内容だと思う。と言っていたら、本書のエディトリアルデザイナーの心にも刺さったようで、クリエイティブな仕事に携わる人全般に通じる部分もあるようだ。なんといっても、「作曲家への道」とか言いながら、カッコイイコード進行とか、役に立つプラグイン情報とか一切無い。仕事をしていく上での「考え方」を軸にして書いたので、結果「生き方」の話になっているかもしれない。説教くさく感じたらごめんなさい><

 ティザー映像は無理を言って、大好きなTOFU大森さんにつくってもらった。とても気に入っている。「金言集」みたいになっているので、是非、観て欲しい。FBページやSlideShareでは、多くのページを「立ち読み」できるので、まずは、そこからどうぞ。

 これからどんなリアクションがあるのか、本当に楽しみだな。遠足の前の日みたいな気分。

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