2012年11月18日日曜日

 j-Pad Girls「ボードメンバー制度」始めます 〜クラウドファンディング実践中〜


 新プロジェクト「j-Pad Girls」は、2ndSeasonが始まり、お陰様で好評。権威ある「週刊文春webで紹介されたのはありがたかったけど、自分まで撮影されたのは恥ずかしかった。ただ、一流のカメラマンは、被写体をいじるのも上手だし、シャッターチャンスを逃さない。萩庭さんのお陰で、「破顔一笑」という感じの写真が掲載されている。これなら好感度あがるかなぁ?(笑)
 
 
 総合プロデューサーを名乗る僕としては、「ソーシャルメディア最適化コンテンツ」とは何かという事をいつも考えている。全てが可視化されるソーシャルメディア上で注目され、共有され、話題にされ、拡散されるにはどうすればよいのか、そして、ユーザーとコミュニケーションをとりながらコンテンツをプロデュースするってどういうことなんだろう?そんな事ばかり考えている。
 『ソーシャル7の共著者でソーシャルメディアに関する僕の師匠である、髙野修平君の言葉を借りれば「共有」「共感」「共鳴」の3つを、どうすれば起こせるのか?

 そんな問題意識の中での、一つのトライが「ボードメンバー制度」だ。そもそも「j-Pad Girls」はプロジェクトの開始の発表をクラウドファンディングのサイトで行った。「僕たち、こんなことやるので、お金出してください」と、公の場で言うのは、勇気のいることだった。従来の業界の人からは「蛮勇を奮った」と見えるかもしれない。
 エンターテインメントビジネスの方法論の一つとして、クラウドファンディングは可能性を感じている。プロジェクトを始める前に、ユーザーの審判を受けるという側面もあって、ドキドキ感が満載だ。先日も、AIU RATNAというアーティストのインドネシアからの来日資金をCampfireというサイトで集めだけど、目標金額に達したのは締切当日で、冷や汗をかいた。(ご支援いただいた皆様、本当にありがとうございました)



 今回の「ボードメンバー制度」は、クラウドファンディングにふさわしい「リターン」として考えた。「このプロジェクトは面白いから応援しよう!」と思ってくれたユーザーには、継続して見守ってもらいたいし、意見も聞きたい。
 Board memberは日本語に訳せば「取締役」。株式会社では、株主から経営の方向性を決める役割。「j-Pad Girls」は、僕と浅田祐介が代表執行役みたいな立場だけれど、重要なことの意見を聞く場をユーザーと持ちたいと思ったんだ。

 プロデュースをしている過程で、ユーザー目線だと、どう感じるのか知りたいと思ったことはこれまでもある。例えば、ジャケット写真やアーティスト写真のチョイス。プロデュース方針に合うかどうか、クオリティ的にOKかどうかは、プロとして即座に判断できるけど、ディテールでは「どっちもありだなぁ。どっちがいいかなぁ?」と悩むことも意外に多い。せっかく、クラウドファンドで支援者を募るのなら、そういう選択に参加して貰うのもいいのではないかと。幸い今は、フェイスブックの非公開グループなどを使えば、簡単にコミュニケーションや投票などもできる。「ソーシャルメディア最適化」プロデュースとしてのトライアル。
 プロモーションキット付で2000円。YouTubeなどの動画には名前もクレジットできる。スタッフと対話できる立場を手に入る。僕らプロデューサー陣はドキドキだけど、みなさんにはワクワク感を少しでも与えられたら嬉しいな。

 214日は初のリアルイベントもやります。VJイベントみたいなつもりだったんだけど、やる気満々のアーティストが1st Season2nd Senasonから計6人。卒業間近のMayと北京在住の羅さん以外は、歌いに来てくれることになった。相沢まき船田真妃山下瑞稀伊藤寿賀子酒井蘭小幡尚美(敬称略)。週刊文春webの写真を見て欲しい。さすがに、美女・美少女好きを自称するキャスティングプロデューサー松本拓也入魂のキャスティング。これだけ多種多様な、でも本物の「美女」が揃うことって、なかなか無いんじゃないかなぁ?眼福って言葉があるけど、まさに観てるだけで、なんか幸せな気分になるよ。しかも、みんな表現力が豊か。歌にサムシングがある。ステージ上も最新のテクノロジーをアナログ感で採り入れる「j-Pad Girls」らしいイベントにしたいと、知恵を絞って、相談しているところ。ライブの入場券付はプラス3000円。70人も入れば満員になる渋谷の小さなクラブスペースでやるつもり。彼女たちと飲める訳じゃ無くて、僕らスタッフとだけど、打上げへの参加権付のリターンもあるよ。
 今回のイベントがうまくいったら、もう少し大規模にしていきたいと思っている。その辺のやり方も「ボードメンバー」に相談したい。

 実は、3rd Seasonのキャスティングも進行していて、そろそろ次の4人も決まりそう。「ボードメンバー」は「秘密保持」の規約に同意して貰うので、解禁前の情報もリークしちゃいます。その次のキャスティング候補のアイデアも募ります。
 そんな「ボードメンバー制度」、参加してみませんか?



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