「j-Pad Girls」は、僕がプロデューサーとしてやってきた事の集大成の企画になるので、なおさらだ。
本当に大事なことは、そんなに簡単に変わらない。5000年前の壁画の絵文字を読み解いたら「最近の若者は、なってない」と書いてあったという笑い話は、結構好き。
音楽をユーザーに届けて、喜んでもらうことを仕事にする。その本質が簡単に変わるとは思ってない。「ニュー・ミドルマン」という呼称は、尊敬する田坂広志さんの受け売りだけれど、アーティストや作品とユーザーを結びつける仕事の重要性が増すことはあっても、減じることは無いと僕は疑いも無く信じている。
ただ、ドッグイヤー(人間の1年が3年に感じる)がマウスイヤー(同じく7年、つまり7倍の速さ)と言われる位、技術革新が早い今の時代は、ツールの変化は速い。音楽サイトについても、日本でMySpaceが注目されたのは5年少し前だ。あっという間にトレンドは変わっていく。
ソーシャルメディアがコミュニケーションプラットフォームになる時代に、大切なのは個々の信頼関係だ。それが多対多のコミュニケーションとして拡散していく、大昔からあったことかもしれないが、今は速度がもの凄く速く、距離も国境も越えて、しかも可視化されている。情報が伝わっていくプロセスも楽しむことができる時代になった。
僕がツイッターを始めたのは、その時代の到来を本質かつ不可逆なものだと実感したからだ。音楽業界で叩き上げ的に育った僕は、マネージャーは裏方だという価値観が骨身に染みこんでいる。ビッグアーティストを売り出した、僕が尊敬する先輩マネージャー達は、必ずや自分の存在は影にして全てのアイデアをアーティストに注入するという手法をとられている。
ヘビーなツイッターユーザーになっている今となっては驚かれるかもしれないけれど、2010年1月に本名でツイッターを始めるまで、僕はmixiなどの匿名サイトを含めてネット上に自分の発言を出したことは一度も無かった。自社アーティストのメイキング映像にも映り込まないように逃げていた。2009年までは、僕の発言も写真もネット上には存在していない筈だ。
2年半ほど前に僕は諦めた。個人が情報のハブになる時代に、水面下に潜っていることは損が過ぎるし、遅すぎる。好き嫌い、向き不向きは別にして、やらざるを得ないと腹をくくって、ツイッターを始めた。その時は、ビジネス書を書いたり、トークイベントを主宰することまでは想定していなかったけれど、ルビコン川を渡ったという覚悟はあった。
前置きが長くてごめん。短く結論。
「j-Pad Girls」は、ソーシャルメディアに特化したプロジェクトです。UGM(ユーザー・ジェネレイティッド・メディア)と呼ばれるように、"素人"が主役に見えるソーシャル・メディア上で、一流のプロフェッショナル・クリエイターが本気で挑むというコンセプト。
これまで、水面下で全責任を負っていたのを、名実共に、ユーザーに直接「エンゲージ」する。これまでもプロデューサーとして立ち上げたプロジェクトは、プランニングしてきたし、全責任を背負ってたし、大して変わらないかもしれない。違うのは、ユーザーに全部自分の言葉で、直接説明することだけ。アーティストに説明して理解させて発信させてきた、これまでよりも、むしろ楽かもしれないと思うことにした。
ということで、やります。是非、興味を持って下さい。できれば応援をお願いします。批判は受けます。無関心は悲しいです^^
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